株価の節目の探し方・ラインの引き方を2つ紹介!デイトレはもちろんスイングトレードにも有効!
本日は例によって!?日中仕事だったためデイトレはお休みです。
トレード日記が書けないので私しょーい☆が普段使っている節目にラインを引く方法を紹介します。
株価の節目というのは、多くのトレーダーが意識する価格で、サポートラインになったりレジスタンスラインになったりしやすい価格のことです。
チャートを見ていると、なぜかここで反転することが多いとか、このラインをブレイクするとトレンドが加速しやすいなんて言われることも多いですよね。
逆張りも順張りも共に意識されやすい節目のラインを引いておくことで、少しでも有利なポイントでエントリーできたり利食いできたりします。
それでは、私が最もよく使用する節目ラインの引き方を2つ紹介します。
週足チャートや日足チャートで過去に反転したポイント
まず一つ目の節目ラインの引き方ですが、週足チャートで過去の反転ポイントや意識されてる価格のラインを探します。
まず週足チャートで節目になりそうなラインを引きます。
週足のヒゲや反転ポイントは何度も意識されてることがわかると思います。
次は同じ銘柄の日足に落とし込んでラインを確認します。
さらに30分足でも確認します。
・黄色ラインは週足チャートで引いたライン
・白色のラインは直近の30分足を見て節目に引いたライン。
デイトレだけでなく、日足のスイングトレードをする場合も分足でエントリーポイントを見ると良いと思います。
このように比較的長期の週足チャートで確認したライン(黄色)が30分足でも結構機能していることがわかります。
週足チャートで引いたラインに加え、日足チャートや30分足等で引いたラインも直近では機能することが案外多いです。
5分足のデイトレードをする場合も予め引いておいた節目のラインに近づいてきたらエントリーの準備をして、板で雰囲気を読みながら指値で待つと上手くエントリーできることが多くなります。
銘柄の時価総額を計算してキリの良い価格にラインを引く
2つ目の節目ラインの引き方は、100億円、200億円といった企業の時価総額のキリの良い価格の株価に節目のラインを引く方法です。
時価総額というのは企業の規模を示しているもので、たとえばユニクロのファーストリテイリング(9983)の時価総額は5兆円を超えます。
銘柄の時価総額の計算方法は簡単で、「発行済み株式数×株価=時価総額」となります。
現在の時価総額の調べ方は、株探のサイト やグーグルクロームの拡張機能(銘柄マーカー)で調べることもできます。
株探で銘柄を検索すると表示される画面に時価総額という項目があります。
これは、株探で調べた出前館のページです。
画像は株探より引用:https://kabutan.jp/
銘柄マーカーもとても便利です。ぜひリンク先のサイトをご覧になって取り入れてみてください。
◎銘柄マーカーの導入方法(拡張機能への追加の仕方)や使い方はこちら⇒https://meigaramarker.com/
時価総額の計算方法をもとに、時価総額100億円なら株価はいくら、時価総額150億円なら株価はいくら・・・といった具合にキリの良い時価総額の時に株価がいくらになるのかを計算してチャートにラインを引きます。
下記の1枚目の画像は最近よくトレードするブイキューブ(3681)の日足チャートの4月の部分を中心に時価総額10億円ごとにラインを引いたものですが、これだとあんまりよくわからないですよね^^;
そのまま30分足のチャートに落とし込むとこんな感じになります。
ぱっと見で意識されてる部分に丸印をつけてみました。
時価総額10億円きざみでラインを引いてあります。黄色いラインの1235円の株価が時価総額300億円のラインで、1440円の黄色いラインは時価総額350億のラインです。
このチャートを見るだけでもキリの良い時価総額のラインも結構意識されているように見えませんか??
さらに5分足チャートで見てみると・・
白丸の部分は反転の動き、黄丸の部分はブレイクの動き。
反転すると見せかけてブレイクしたり、少しブレイクしてから一気に反転したりとダマシも当然多いですが、うまく決まれば利益の乗りやすいエントリーポイントとして考えることができます。
節目のラインでどうやってエントリーするか
実際にトレードする際は、「必ず反転する!」とか「ここは絶対ブレイクする!」とかの決めつけはご法度で、慎重にエントリーすることが大切だと思っています。
節目のラインは反転しやすい代わりに、ブレークしたらそこからトレンドになりやすいと言われています。(大きくロスカットするはめになることも・・・)
「サポートラインはブレイクされるとレジスタンスラインになる」なんてよく聞きますよね?
チャートを見ても実際にそうなっていることが多いです。
このような節目のラインは、引き方さえ知っていれば誰でも引くことができます。
誰でも引くことができる故に、意識されやすい節目となるのです。(売り方、買い方が最もぶつかり合うポイントだから節目になりやすい)
なので、実際にトレードする場合に反転する確率が高いのか?ブレイクする確率が高いのか?といった判断は経験と勘がたよりになります。
反転するのか、ブレイクするのかわからないなら意味ないじゃん!って思うかもしれません。
私もそう思います(笑)
でも、経験を積むことによってどちらの確率が高いか?ということを判断できるようになれます(たぶんw)
具体的には、経験によって節目付近の板の厚さや歩み値などで買い方と売り方のどちらが優勢か?を判断するスキルが得られるようになり、これがとても重要になってきます。
このようなスキルは「板読みの技術」と言われていますが、これはその時の相場の雰囲気などにも影響されるので、たくさん経験を積まないと精度を上げることは難しいと思います。
経験を積むには、節目付近に来たら板や歩み値をよく観察して自分なりに予測してどちらに動くかなどをたくさん観察するか、実際にエントリーして経験するしかありません。
私の場合は、自分の資金を実際に投入してヒリついてビビリながら(笑)観察するのが良い経験になっています。
プロのトレーダーの方が「なんとなくここは買いだと思った」とか「なんとなく売りだと思った」というようなことを聞いたことがあるかもしれませんが、この「なんとなく」は過去の積み重ねた経験からくる「深い意味のなんとなく」だということを最近理解しました。
「なんとなくだと????ふざけんな!!」って思っていたこともありますが、やはり膨大な経験から湧き出てくる「職人の勘」というものがプロのトレーダーの「なんとなく」だと確信しています。
トレードの勘を身に付けるには、当然ですがやはり実践で経験を積むことがとても大事だと感じています。
実は、私がデイトレードに特化させてトレードをやり始めた理由の一つはこれ(実践経験をたくさん積むこと)でもあります。
まだ、本格的にデイトレをはじめて1か月も経っていませんが、いろいろな気づきを得ています。
これを半年、1年、2年と続けていけばきっと勝ち続けるトレーダーになれるような気がしています。
継続は力なり!!の精神で今後もデイトレに励んで行きたいと思います。
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